不登校気味

実は、息子が不登校気味です。
 
連休明けの7日から行ってくれるのか、心配で心配でたまりません。
本人は、行くと言ってはくれましたが・・・。
7日は夫が夜勤なので学校まで、送って行ってくれます。
 
春休み明けから、連絡なしの家出。最寄り駅から電車に乗らず、無断欠席。
2日間連絡がなく、警察に届けようかと私は思いましたが、夫が必ず帰って来るからと、後の事も考えて
届けませんでした。
 
結局、私の実家に行っていたのですが、まだ春休みと嘘をついて、泊まっていたのです。
私の父母も、介護が必要な状態に近く、世間とのつながりもあまりなく、良く分からなかったのでしょう。
もしかしてと思い、電話はかけたものの、携帯も、家の電話もかからなかったので、違うのかな~と
思っていました。
 
でも、山の中とかではなくて、ホッとしました。
 
夫には、お母さんに対する抵抗だと言ったそうです。
 
始業式から、3日間は休み、学校に行き始めたのですが、大好きなサッカーで、地元の同じクラブチーム
との試合で、完敗してから、また行かなくなりました。
 
学校の授業の速度も速く、生活の速度も速く、疲れているそうです。
 
また、私が上位の成績を求め、医者になれと厳しく、叱咤していた事も原因のようです。
それに加え、昔のチームメートに完敗した事が彼のなかで、何かが崩れていったのでしょう。
 
私は、もう彼に、上位の成績も求めず、医者という事にも縛られず、息子には、あなたが元気な顔で、
毎日、学校にさえ行ってくれればそれでいいと、言いました。
 
私自身も、自分を医者という職業で、がんじがらめにして、苦しかったのです。
大分、私も、肩の荷が下りました。
 
彼の人生です。彼がいいように、生きていけはいいと思えるようになりました。
 
この3日間は、大好きなサッカーの遠征でした。もちろん、レギュラーで、PKで点数も入れて、
勝つこともできました。
 
息子がサッカーの仲間に、地元の中学校に戻ってプレーをしたいと言ったようです。
そしたら、皆が、親身になって止めてくれたそうです。
 
皆が、親御さんにも言っていて、ある親御さんからは、うちの息子が本当に悩んでいて、○○くんが
いなくなったら、チームとして苦しい状況になると言われたみたいです。そしたら、そのお母さんが、
○○くんがまた、家出をしたいと言ったらいけないので、うちの電話番号を教えておきなさいと、
すぐお母さんが、××駅まで向かえにいくからとおっしゃっていただいていたようです。
 
なんと、幸せな息子なのでしょう。
 
成績も、最後の方でもいいというと、それもプライドがあるようです。
難しいですね、思春期って。
 
親も一緒に育っていくんですね。
やっと、分かりました。