息子の手薬指骨折と良医に感銘

息子が先週の木曜日に骨折しました。
 
息子の主治医はうちから1時間10分のところにいます。
手術になるかもしれないとのこと。
 
遠いので近くの病院に紹介してくれた。
しかし、その日は学会中で、医師歴5年目くらいの若い先生。
 
手術目的で紹介してもらったのに、麻酔もなしに20分透視室で整復術。
 
我慢強いあの息子が、悲痛な面持ちで出てきたときは、大げさかもしれませんが
親子共々、泣きました。
 
そして、私は後悔しました。
少し遠くても、主治医のいる場所で手術を受ければよかったと・・・。
 
それから主治医に相談し、主治医は、すぐに自分の勤務する大学病院の
手外科の先生を手配してくれて、休み明けに受診の指示をくれて、なんと
その日に手術もして頂けました。
 
“学会にも配慮をして私が紹介すればよかったですね”
 
“最善の方針を手配します”
 
“僕のところで手術してもらった方がもう、僕も安心です。責任をもって診させていただきますから”
 
 
もう、このお医者さんの言葉のお優しさから感じられる温かさに感銘を受けるばかり
でした。
 
医師を目指している息子にとっては、良い医師像が見えてきて、本当に親子共々、骨折は痛かったけれども、貴重な人生勉強になったと思いました。